SLAというもの ― 2005年08月16日 21:47
しかしこのブログは外から入れんのだな。
自分でリンクでも張らないとただの自己満足。
ま、そのうちなんとかなるでしょ。
さて、企業内だから、という言い訳をしてしまいそうですが、
診断士らしいことを何もしていません。
せっかくとったのにもったいないです。反省・・・。
このブログで自分としての強みを持つべく、勉強の過程を
載せて行きたいと思っております。
強み、として考えているのが「SLA」というもの。
みなさん、「SLA」ってご存知ですか?
「Service Level Agreement」の3文字をとって「SLA」です。
サービスを提供する側と提供される側で、実際に行われるサービスの
内容やそのコストについて共通の認識を持っておくためガイドラインです。
これを、特に物流分野に応用できないか、というのが私の目論見です。
総務省からITのSLAについてのガイドラインは発表されました。
確かにITのアウトソーシングは業種、業態に関わらず進んでいます。
単にホストの運用を任せるものから、
ASPなどを利用して仕組み自体を外部調達するものまで
IT分野については外から調達するもの、という意識が定着していますね。
物流分野では、ITほど外部に委託する、アウトソースする、
という考えは広まっていないように感じますが、
それでも中小企業では資源の少なさをカバーすべく
例えばネット通販の会社であれば宅配業者への配送の
アウトソースは当然ですし、最近は卸売業でも自社は営業に特化して
仕入、保管、荷役、配送等はアウトソースする企業も出てきています。
当然契約はどの場合でも必ず結ぶと思います。委託契約、というものですね。
でもSLAというレベルまで中味が充実している例はあまりないでしょう。
単に仕事を任せる、仕事をいくらでやる、とは書いてあります。
しかし「やる」中身について、例えば「時間指定のお得意先の納品に遅れない」
とか「破損件数を1ヶ月3件以内に抑える」とか「誤ピックを現在の
10分の1にする」というレベルまで踏み込んで書いてある例は
なかなかありません。こういうことが書いてある本も私は見たことがありません。
値段の安さ、料率の低さだけで業者を選ぶと、後々後悔します。
SLAを結びたい、と言って嫌がらない業者だけが
今後は生き残っていく、と私は思っています。
今後、このブログでは私がSLAを勉強していく過程を載せていきます。
つたない内容かもしれませんが、読んでくださった方に
ちょっとでも役に立ってもらえれば幸いです。
自分でリンクでも張らないとただの自己満足。
ま、そのうちなんとかなるでしょ。
さて、企業内だから、という言い訳をしてしまいそうですが、
診断士らしいことを何もしていません。
せっかくとったのにもったいないです。反省・・・。
このブログで自分としての強みを持つべく、勉強の過程を
載せて行きたいと思っております。
強み、として考えているのが「SLA」というもの。
みなさん、「SLA」ってご存知ですか?
「Service Level Agreement」の3文字をとって「SLA」です。
サービスを提供する側と提供される側で、実際に行われるサービスの
内容やそのコストについて共通の認識を持っておくためガイドラインです。
これを、特に物流分野に応用できないか、というのが私の目論見です。
総務省からITのSLAについてのガイドラインは発表されました。
確かにITのアウトソーシングは業種、業態に関わらず進んでいます。
単にホストの運用を任せるものから、
ASPなどを利用して仕組み自体を外部調達するものまで
IT分野については外から調達するもの、という意識が定着していますね。
物流分野では、ITほど外部に委託する、アウトソースする、
という考えは広まっていないように感じますが、
それでも中小企業では資源の少なさをカバーすべく
例えばネット通販の会社であれば宅配業者への配送の
アウトソースは当然ですし、最近は卸売業でも自社は営業に特化して
仕入、保管、荷役、配送等はアウトソースする企業も出てきています。
当然契約はどの場合でも必ず結ぶと思います。委託契約、というものですね。
でもSLAというレベルまで中味が充実している例はあまりないでしょう。
単に仕事を任せる、仕事をいくらでやる、とは書いてあります。
しかし「やる」中身について、例えば「時間指定のお得意先の納品に遅れない」
とか「破損件数を1ヶ月3件以内に抑える」とか「誤ピックを現在の
10分の1にする」というレベルまで踏み込んで書いてある例は
なかなかありません。こういうことが書いてある本も私は見たことがありません。
値段の安さ、料率の低さだけで業者を選ぶと、後々後悔します。
SLAを結びたい、と言って嫌がらない業者だけが
今後は生き残っていく、と私は思っています。
今後、このブログでは私がSLAを勉強していく過程を載せていきます。
つたない内容かもしれませんが、読んでくださった方に
ちょっとでも役に立ってもらえれば幸いです。
3PL企業との付き合い ― 2005年08月18日 21:39
私がなぜSLAと言うものに興味を持ったか、というと
以前に自社の物流センターに勤務していたときの経験が大きいのです。
そのセンターは、数十億円単位の大規模投資を行い、高度なマテハンを多用して
機能を高度化し様々な要望に応えられる量販向け汎用センターとして構築しました。
それまで配送を運送業者に任せる、ということは行っていましたが初めて3PL企業というところに
センター内の業務一切を任せました。
本当になにもかも初めてづくしのセンターでした。
この3PL業者との契約がどうも上手く行っていなかったのです。
私はセンター要員の、しかもしたっぱの方だったので
契約書を見せて欲しい、とセンター長に頼んでもなかなか見せてくれませんでした。
さんざお願いして見せてもらったのは、
「乙(=業者)甲(自社)の○○物流センターの一切の業務を請け負う」
という文章が書いてあるだけの「覚書」。
もちろん他に敷地の面積だとか、設備の使用料とか、電気代がどうとか、
そういう事柄については詳しく書いてあったのですが、
「何を」センターの業務と位置づけるのか、という一番大事な文言が
殆どありませんでした。
あとで聞いた話では、業者側は随分「イレギュラー業務」について
詳しく聞きたがったそうですが、自社のほうがそういう話をしてしまうと
料率の引き下げに影響が出てしまう、ということで「イレギュラー業務」
なるものはない、あっても今後無くしていく、なんてウソばっかり
言っていたそうなのです。
おかげでセンター要員たる私たちは死ぬほど苦労しました。
自社の商流部門に対しても、業者に対しても。
それについてはまた次回書きます。
以前に自社の物流センターに勤務していたときの経験が大きいのです。
そのセンターは、数十億円単位の大規模投資を行い、高度なマテハンを多用して
機能を高度化し様々な要望に応えられる量販向け汎用センターとして構築しました。
それまで配送を運送業者に任せる、ということは行っていましたが初めて3PL企業というところに
センター内の業務一切を任せました。
本当になにもかも初めてづくしのセンターでした。
この3PL業者との契約がどうも上手く行っていなかったのです。
私はセンター要員の、しかもしたっぱの方だったので
契約書を見せて欲しい、とセンター長に頼んでもなかなか見せてくれませんでした。
さんざお願いして見せてもらったのは、
「乙(=業者)甲(自社)の○○物流センターの一切の業務を請け負う」
という文章が書いてあるだけの「覚書」。
もちろん他に敷地の面積だとか、設備の使用料とか、電気代がどうとか、
そういう事柄については詳しく書いてあったのですが、
「何を」センターの業務と位置づけるのか、という一番大事な文言が
殆どありませんでした。
あとで聞いた話では、業者側は随分「イレギュラー業務」について
詳しく聞きたがったそうですが、自社のほうがそういう話をしてしまうと
料率の引き下げに影響が出てしまう、ということで「イレギュラー業務」
なるものはない、あっても今後無くしていく、なんてウソばっかり
言っていたそうなのです。
おかげでセンター要員たる私たちは死ぬほど苦労しました。
自社の商流部門に対しても、業者に対しても。
それについてはまた次回書きます。
3PL業者との付き合い その2 ― 2005年08月20日 20:46
営業からの頼みごと、仕入からの頼みごと、は日々新たなものが発生します。
ホントに毎日新しい頼みごとが開発されていきます。
そのたんびに我々センター要員は3PL業者に対して
「こういうことできませんかねぇ・・・」と「お願い」をしに行くわけです。
例えば、「○○という得意先から-月-日分の納品のうち△△という商品を■ケースだけ
××という場所へ持っていって欲しい、という指示があった。-月-日だけでいいから。」
この「お願い」がどういった点で3PL業者とモメるのか、を解説します。
まず「○○という得意先から」という点です。その物流センターでは毎日たくさんの
得意先様の出荷があります。いちいち「○○」という得意先がどのバースに出荷されたか
なんて確認をとりません。もちろん調べれば分かりますが調べる手間自体通常業務では
必要ありません。
次に「-月-日分の納品のうち△△という商品を」という点です。
最初に疑うのがホントに「-月-日分の納品」に「△△という商品」の出荷が
あるのか?ということです。こういう「お願い」をしておきながら
実際には出荷指示がないことなど日常茶飯です。
わざわざ出荷バースで待ち構えていた人員がムダです。
さらに「■ケースだけ」ということは、その商品は■以上の出荷があり、
全体の出荷分から■だけ引っこ抜け、と言っています。
せっかく全体の重量から配車しているのに、■の分が大きければ
元の車がムダに大きすぎることになってしまうかもしれません。
またセンターは酒や飲料を主に扱っていたので、
万が一■内で日付(賞味期限)が2種類あった場合振り分け方に
問題が出てきます。1つの出荷先に1つの商品で2種類の日付のついた
モノを納品することはできません。得意先にしてみれば
「新しい日付のモノがあるんなら全数それにせんかい!!」と
いう主張をするのは当然ですから。
あと■ケースを引っこ抜く作業そのものも通常業務からすればムダです。
でもって、「××という場所へ持っていって欲しい」というのが
一番のクセものです。「××という場所へ持っていって欲しい」と
言う方は簡単ですが、言われた方はたまったものではありません。
「××という場所」が依頼のあった得意先の住所と離れていなければ
業者も「しょうがないですねぇ」とか笑いながら受けてくれます。
これが県をまたいだりすると最悪です。もちろんその方面にも
車が通常走っていて荷台に空きがあればなんとか無理言って
載せてくれることもあるでしょう。
全くツテが無いと「無理です」とか「もう1台仕立てますので
25000円程頂きます」とか言われてしまいます。
最後に「-月-日だけでいいから」というものです。
言う方は「1回だけ、1回だけでいいから持ってって!!」
という親切心からの言葉なんでしょう。
これは全くの逆効果、というか悪い方向にしかいきません。
どうせ今まで配達していないところに運ぶのなら、
毎日定量の荷物があったほうがマシです。もしpayするだけの
荷物があれば配送コースの再構築を行ってみるとか、
付き合いのある運送業者にお願いするとかやり方はいくつかあります。
でもスポットだとなかなかそうはいきません。
たまたまその方面にその日その時間に都合よく荷台が空いている、
なんてことを想像する方がおかしいのです。
このように、言う方はカンタンにさらっと言っておしまいですが、
言われた方はものすごい手間と関係者へのネゴが必要になります。
ここらを理解している営業課員や仕入担当者というのはまずいません。
結局自分らが稼いだ利益を食いつぶしているだけとも知らずに。
今回はどちらかと言えば業者から見た内容になりましたので、
次回はこの「お願い」をどうやって業者につべこべ言わさず
やらせるか、を書いてみたいと思います。
もっともその通りやれば必ず上手く行くわけでもありませんが。
ホントに毎日新しい頼みごとが開発されていきます。
そのたんびに我々センター要員は3PL業者に対して
「こういうことできませんかねぇ・・・」と「お願い」をしに行くわけです。
例えば、「○○という得意先から-月-日分の納品のうち△△という商品を■ケースだけ
××という場所へ持っていって欲しい、という指示があった。-月-日だけでいいから。」
この「お願い」がどういった点で3PL業者とモメるのか、を解説します。
まず「○○という得意先から」という点です。その物流センターでは毎日たくさんの
得意先様の出荷があります。いちいち「○○」という得意先がどのバースに出荷されたか
なんて確認をとりません。もちろん調べれば分かりますが調べる手間自体通常業務では
必要ありません。
次に「-月-日分の納品のうち△△という商品を」という点です。
最初に疑うのがホントに「-月-日分の納品」に「△△という商品」の出荷が
あるのか?ということです。こういう「お願い」をしておきながら
実際には出荷指示がないことなど日常茶飯です。
わざわざ出荷バースで待ち構えていた人員がムダです。
さらに「■ケースだけ」ということは、その商品は■以上の出荷があり、
全体の出荷分から■だけ引っこ抜け、と言っています。
せっかく全体の重量から配車しているのに、■の分が大きければ
元の車がムダに大きすぎることになってしまうかもしれません。
またセンターは酒や飲料を主に扱っていたので、
万が一■内で日付(賞味期限)が2種類あった場合振り分け方に
問題が出てきます。1つの出荷先に1つの商品で2種類の日付のついた
モノを納品することはできません。得意先にしてみれば
「新しい日付のモノがあるんなら全数それにせんかい!!」と
いう主張をするのは当然ですから。
あと■ケースを引っこ抜く作業そのものも通常業務からすればムダです。
でもって、「××という場所へ持っていって欲しい」というのが
一番のクセものです。「××という場所へ持っていって欲しい」と
言う方は簡単ですが、言われた方はたまったものではありません。
「××という場所」が依頼のあった得意先の住所と離れていなければ
業者も「しょうがないですねぇ」とか笑いながら受けてくれます。
これが県をまたいだりすると最悪です。もちろんその方面にも
車が通常走っていて荷台に空きがあればなんとか無理言って
載せてくれることもあるでしょう。
全くツテが無いと「無理です」とか「もう1台仕立てますので
25000円程頂きます」とか言われてしまいます。
最後に「-月-日だけでいいから」というものです。
言う方は「1回だけ、1回だけでいいから持ってって!!」
という親切心からの言葉なんでしょう。
これは全くの逆効果、というか悪い方向にしかいきません。
どうせ今まで配達していないところに運ぶのなら、
毎日定量の荷物があったほうがマシです。もしpayするだけの
荷物があれば配送コースの再構築を行ってみるとか、
付き合いのある運送業者にお願いするとかやり方はいくつかあります。
でもスポットだとなかなかそうはいきません。
たまたまその方面にその日その時間に都合よく荷台が空いている、
なんてことを想像する方がおかしいのです。
このように、言う方はカンタンにさらっと言っておしまいですが、
言われた方はものすごい手間と関係者へのネゴが必要になります。
ここらを理解している営業課員や仕入担当者というのはまずいません。
結局自分らが稼いだ利益を食いつぶしているだけとも知らずに。
今回はどちらかと言えば業者から見た内容になりましたので、
次回はこの「お願い」をどうやって業者につべこべ言わさず
やらせるか、を書いてみたいと思います。
もっともその通りやれば必ず上手く行くわけでもありませんが。
ごあいさつ ― 2005年08月14日 16:33
中小企業診断士(企業内)でTuba吹きの30代半ば、
もちろん男、が色々書きます。
もう1こ、別にブログがあるのですが、
そっちの方が食事日記と愚痴の場と化してしまったので、
アサブロの方はカテゴリの通りの内容をできるだけ書いていきたい!
と心を新たに、でもお気楽に続けていきます。
どーぞよろしく。
by tubahiro [所感] [コメント(0)|トラックバック(0)]